◆関東近郊にも有名馬がいる!
2001年の9月も中旬19日に密かに「イシノサンデーに会いに行く」を企画していた。
近くになって諸事情が重なり中止になりかけたもののなんとか今回成功できた。
まずは千葉市街から車で県内の牧場のメッカ富里に向かった…。50以上ある牧場をすべて訪れるのは不可能なので
あらかじめ「競走馬のふるさと千葉案内所」でいくつか絞って訪れた。
勿論その中にはメインのイシノサンデーも含む。まずは案内所からさほど遠くない場所にミナモトマリノスが居ると聞いてそちらへ。
手前には育成牧場を兼ねる篠原ファームさんもある、こちらはすぐ近くにレストランを経営しておりオススメ。
さほど広くない県道をひた走ると小さな看板で「ナルタ牧場」の文字が。ここにあの京都大賞典2着の
ミナモトマリノスがいる…はずなのだが訪れると、彼の姿はなし。牧場の方に聞いてみると現在は
警視庁の騎馬隊に配属されここにはいないとのこと。了承を得ていくつかの約束をかわし
厩舎内を見学させていただいた。正直、千葉では知っている馬には出会えないかなとおもったのもつかの間
ここの牧場長さんが元・美浦の調教助手というのがあってか中央の馬が休養しにきていた。
名前の知れているところではマイスタ的にはもってこいのスルーオダイナ産駒カンジンチョウの姿も。
あとは以前タレントの陣内たかのりさんが所有していたアファームド産駒ジェイズブギーの姿もあった。
芦毛のジェイズブギー
◆皐月賞馬イシノサンデー。
初めて間近で見る「厩舎」というものに物凄く感動した。お礼を言った後、イシノサンデーのいる
下総軽種馬場に向かった。(※2007年度で種場場としては閉鎖)ここも車からでは結構わかりづらく、
看板もただあるというだけで別に大々的に「ここに皐月賞馬あり」とは物語っていない。
施設内に入ると係員がおもむろになんの説明もなく人数分のパンフレットをくれた。
「関係者以外立ち入り禁止」の文字が重々しかったが特に許可なくイシノサンデーのところへ。
ただ、馬には触れないでくれとのことだった。今まで見てきた千葉の牧場では
かなり大きな放牧地に悠然と構えているわけでもなく、手前の狭い場所でひたすら柵を噛んでいた。(柵癖)
現役時代もさほど大きな馬でなかったので、現在もそれほど大きいと言う感じもなくこじんまりとした馬だった。
でもやっぱりあの皐月賞の勇姿は今でも思い出すし、どこかあどけない顔にも「G1ホース」という顔はしていた(?)
今年は40頭近くに種付けしたイシノサンデー、初産駒は来年(2002年)デビューする。
千葉という土地、内国産馬ということを考えれば「40頭」はさすがSS系と思わせる。

千葉にいたイシノサンデー。現在は青森へ。
同馬のほかにここにはワカオライデンなどの父として知られる、ロイヤルスキーがいる。
イシノサンデーの半分以下の小さなパドックでグルグル回っていた。
もう20歳を超えているというのに馬体は若々しかった。

往年の名種牡馬ロイヤルスキー。2004年の4月に30歳で大往生を遂げた。
◆3冠馬のお墓へ。
皐月賞馬の繋よう地をあとに我々は千明(ちぎら)牧場さんに向かった。
ここはあの3冠馬ミスターシービーの墓がある。また母であるシービークインが繋養されている。
牧場に着くとただ1頭シービーの母だけが悠々自適に放牧している。管理する安藤さんの
話では「非常に扱いやすい馬だよ」とのこと。ここに来て既に15年以上。年齢は28歳になると言う。
伝説の新馬の話題になり、今自分は凄い馬の前にいるんだなぁと実感した。
ご存知かと思うが、シービークインは生涯たった1頭の仔しかもうけていない。その馬がミスターシービー。
一昨年までは同じ牧場で仲良く暮らしていたが、安藤さんがいうには「お互い親子とはわかったない」だそうだ。
「先に死んで親不孝ものだよシービーは…」と静かに笑ったのがなんだか寂しかった。
 |
 |
| 3冠馬ミスターシービーのお墓 |
母シービークイン |
◆千代田牧場へ。
ミスターシービーの墓を後にして、すぐ近くの千代田牧場さんに向かった。
ここはかの有名なニッポーテイオーなどを輩出した生産牧場&馬主さん。現在はシンコウカリド、ドリームカムカムなどが代表活躍馬。
今回は運良く、オーナーの飯田さんがお話に応じてくれた。現在、スタッフ、馬はほとんどが北海道に行っているそうで
奥の休養厩舎にわずかだけ現役馬がいたのでそちらを見せていただいた。
余談だが飯田さんの玄関には「セントライト記念優勝おめでとうございますシンコウカリド号」という花束が輝いていた。
千代田牧場はウッドコースやウォーキングマシーンなど完備。今日何件か見てきた牧場とは「なんだかモノが違うなぁ」と感じたのが正直なところ。
たまたま、先日勝ったホシノベストタイムと長距離戦線で活躍中のメテオシャワーの姿も…。
|