■現役
言わずと知れた悲運の快速馬サイレンススズカの弟。
当然、デビューから期待された1頭だった。99年デビュー。
デビュー遅く明け3歳の6月。武豊騎手を背に順調に
3連勝を飾り重賞初挑戦の神戸新聞杯では3着。
菊花賞ではナリタトップロード、テイエムオペラオーの3着とし
JCでは並み居る古馬に混じって5着と健闘。翌年が
多いに期待された。4歳となって万葉Sを快勝すると
阪神大賞典、天皇賞・春と最強馬テイエムオペラオーの前に
2着とタイトル奪取はならなかった。金鯱賞3着としたあとに
臨んだ宝塚記念では3人気に支持されるも、5着。
レース後に右前浅屈腱炎を発症、休養を余儀なくされる。
2001年のキャピタルSで復帰するも、5着。その後有馬記念を
回避、年明けの日経新春杯で武豊騎手を迎えるも6着。
中山記念で3着した後に再び脚部不安で休養。1年後の中山記念で
復帰するも7着。その後ダートに活路を求めてマーチSに
出走するも12着。再び右前浅屈腱炎を発症し引退。
結局、重賞未勝利に終わった。
翌年2004年シーズンよりブリーダーズSSで種牡馬生活を
スタートさせた。 とてもファンの多い馬で、怪我さえなければ
間違いなくGIを取れる器だった。
■種牡馬
2004年シーズンより種牡馬入り。翌年初年度産駒
が誕生し21頭が血統登録された。2007年の8月12日
小倉競馬場で行われた2歳未勝利戦(ダート1000m)
でサンレイアイシングが勝利。これが地方・中央を通じての
産駒初勝利。2008年4月現在現在10頭がJRA登録されている(2世代)
とても「マイナー種牡馬」の類ではないが、重賞も未勝利で
産駒数も少ないので取り上げた。亡き兄の血統をつなぐという
大事な役目もあり、オーナーの厚意で牝馬を集めている。
コマンダーインチーフの仔なので、芝もダートも問わないと
思われる。唯一の2勝馬サワヤカラスカルが君子蘭賞を勝ち
先日のフローラSに駒を進めた。
今後の活躍に期待したい。
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