
■日時 2月2日(土)
7時30分開会 (午後7時開場)
■場所 三余館
■お話する人 戸田美冬さん(母親)
■テーマ やさしさを手にした時に強くなれる
〜不登校のわが子が「育つ」ということ〜
■参加費 300円(会場費としてお願いします)
***********************************************
音声 ストリーミングでお聞きください。
マイクロソフト メディアプレーヤー7などが必要です
こちらからダウンロードできます
ミニ講演 1 2 3 4 5 6 7 8
雨が降る中、佐伯「星の会」のミニ講演会が開かれました。準備をしていた椅子が足りなくなって、最終的には44人の方が参加されました。
お話をしたのは、ある親の会の世話人をしている戸田美冬さん(仮名)。1年生の時から長男が不登校を始め、それ以来、4年生まで同伴登校の日々を送ります。その時に綴った日記も読み返しながら、悲しみやあせりや不安を語ってくれました。
1年生の時に子どもが眠れないことを話しながら、美冬さんは声を震わせながら訴えます。「この子にとって、学校は、悩んで眠れなくなるくらい苦しい所だったんです。1年生でも、そんなふうに苦しむんです。その学校に、あの時の私はこだわっていました…」
小学5年生の時、適応指導教室の若いお兄ちゃん(教師)と出会い、子どもは笑顔とエネルギーを取り戻します。6年生では学校に行くことが楽しくなり、応援団長まで務めます。
しかし、中学に進んで二度目の不登校を選びます。「学校に行きたいのに、この足が…。」と苦しむ我が子を見て、美冬さんは涙が止まりません。「そんなに、苦しいのなら、学校なんか行かんでいいんよ。」と言いますが、子どもは納得しません。
ある日、中学校の同じクラスの子どもが「文化祭」の合唱をいっしょにやろうと誘いにきます。見た目は、まじめな我が子と正反対のチャパツのその子。しかし、その子の勧めで学校に行くことを決める我が子。「うちの子は、学校にイイカゲン(良い加減)な所を求めていたのかもしれません」と語ってくれました。
最後に「あなたのおかげで、やさしく強くなれた!」というメッセージを読み上げ、お話を結びました。不登校は、親にとっても自分さがしなのだと感じました。
質問コーナーでは、美冬さんの長女も参加して、話し合いが進められました。長女は語ります。「あの時は、ケンカもしたけど、今は私たちはそうとう仲が良い兄弟です。お母さんは、良く頑張ったと思う。お父さんも、親の会に行くようになって変わったと思う」
参加された方々の感想
◆ 子どもの苦しみ・悩みと共に親の悩み、またそこから来る喜びなども語ってくれて感銘しました。こういう話を聞く機会がなかなかなかったので楽しみにしていました。また、学校の対応も話をしてくれて、今自分が悩みながら子どもと接しているので、とても勉強になりました。自分の思いが少し晴れたように思います。(教師)
◆ 今日のお話を聞きながら、我が家の事と重ね合わせてみたり、胸の痛む思いをして今後の事などを考えていました。最近、(私が)少しつかれているのか、子どもへのやさしさや思いやりも忘れかけていたようです。反省して、明日から子どもとつきあっていきたいと思います。(母親)
◆ 教師として、「子どものこういう所を、もっとこういうふうにしてやらなければ」と考えてしまい、あるがままの子どもの姿を受け入れるより、「もっと、○○にならなくっちゃね。」という態度をとってしまいがち。こういう教師が子どもを苦しめていることがあるんですね。(教師)
◆ 私は、まだまだ親も子も不登校1年生です。「星の会」に出会えて、本当によかったと思っています。(母親)
◆ …改めて心を打たれました。ただ、その間、学校はどう変わったのだろう?子どもとそのお家の方の思いの何分の一でも共有できているのだろうか…と、正直心が重くなる所もあります。(教師)
|
|