| 2−1 そこは春だった → |
私がこの旅行を思い立ったのは3/19の日曜日一週間前であった。塾講が春期講習となり平常授業が一週間お休みとなる。つまり儂はその間暇となるのだが。例によって暇つぶしの下手な儂に1週間が耐えられるかどうかという問題が浮上する。どうせ無駄に時を過ごすだけだろう。そして儂はちょうどよっていたせいか、旅行を思い立ったのである。「18きっぷで無計画に放浪だぁ!!」と。
「無計画」というところがポイントである。今までの旅行は宿を全部定めて決められた時間の電車に乗って、いわばダイヤというものに拘束された見せかけの一人旅であった。今回はそうではない。全くの無地である。白いキャンパスにこれから描かねばならないのである。そう考えた。
最初は山陰地方に行こうと思った。ムーンライト八重垣に乗って出雲市まで行ってそこから山陰本線やら内陸のマニアックな路線であちこち回ろう、そう思っていた。そして八重垣の指定席を求めに塾講が終わった金曜日、すなわち旅行前日にみどりの窓口にむかったのである。前日に切符を求めようとするところですでにおかしい。
しかし・・・無いのである。ムーンライト八重垣は無いのだ。しまった・・・そう思い私はムーンライト九州を選択するのである。そして、指定席を求めようとしたのだが・・・満席だった・・・まあ、前日ですからねぇ。いつもとは違う無計画っぷりが露見された。こうして九州旅行が決められたのである。
一条新町にてバイトを済まし自転車をいつもの烏丸に止め、地下鉄で京都へ向かう。

図1 京都駅ビル
京都駅といえばかの悪名高き駅ビルだが、今日はそこで高山巌コンサートショーなるものが催されていた。室町広場(?)上の大階段いっぱいに人が集まっていたが、私はその下のカフェで一杯のコーヒーを雑踏を肴にすすっていた。
しかし、あれですねぇ、この駅、カップルの多いこと多いこと(後日談 九州はもっと多い・・・)っていうかとなりにもカップルがいるし。ここは駅なのかアミューズメントパークなのかわかったもんじゃないですね。というか、一緒だというコンセプトなんやろうけど。嗚呼、儂も欲しいよぉ〜、っていうか儂にそんな機会なんてあるんか?まあ、諸処の事情を含めると「ないこともない」んですけどね・・・しかし無理です。言ってみたらS氏に対するAの様なもんです。
しかし、ここは駅であって駅でない感じですよねぇ。映画館やらホテルやらまであるし。おかたい京都はんにはええんと違いますか。伝統が云々言ってますけどそんなことは花見小路に任せておけばええわけやし。どうせ、八条にある伝統ったってアレしかないやろ・・・

図2 ムーンライト九州(あんまり上手く写せてない)
今列車が出た。これより山陽本線を走り博多へと向かう。長い間冷たいホームでスワっていたおかげで窓側の特等席にありつくことができた。これから起こる出来事にワクワクする。山陽本線は前に昼間、18きっぷで博多まで走ったことがあるが。実につまらない路線であった事を記憶しいている。しかし、九州は未知の領域(ここで断、隣人からハッサクを勧められる(爆))

図3 思いっきりブレてるけど小倉付近
隣人がさっき小倉で降りた。なんとも嬉しいことに女性であった。まともに女性と一対一で話をするなどこれまでかつて一度も無かったのではないだろうか。死ぬ前にいい思いをさせてくれたものである。しかし、彼女はすごい。大分の宇佐から岩手の平泉まで18きっぷで行って来たその帰りだったらしい。感服である。4月から役所に就職らしいので頑張ってもらいたいものである。
本日の予定が決定した。枕崎まで行く。肥薩線(八代〜隼人)を使うので楽しみである。
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