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日本には,「マナマズ」と「ビワコオオナマズ」「イワトコナマズ」の、三種類のナマズが知られています。
このうち「マナマズ」以外の2種は、琵琶湖に分布しています。
ここでは、広島にも分布する私の大好きな「マナマズ」と、それによく似た「ギギ」の仲間をご紹介します。
ここに紹介した以外にも、ギギ科に「アカザ」がいますが、残念なことに、私はまだ自然の中の「アカザ」には出会ったことがありませんので、「アカザとの出会い」が今後の課題です。
ナマズ
Silurus asotus
ナマズ科ナマズ属
日本全国に分布しており、川や湖沼などに多い。
(自宅前の用水路にもいます。)
とても貪欲で、魚類、甲殻類、貝類、蛙など、水生生物を食べる。
餌を与えると、ピラニアショーにも負けずと劣らず!
そのすばやさは、まさに川のハンターです。
上から見た、ナマズの全身です。このナマズは20cmくらいです。 (注:まな板の上ではありません) |
同じナマズを横から見てみました。ただ黒いのかなって思ったら、実はこんな模様(雲状紋)があるんですね。 |
体長40cmのナマズの顔アップ!口を見てください。サメのような歯がズラリ! なのに目が小さくて可愛い。この顔に惚れてしまいました。 |
堰の遡上調査で捕獲されたナマズの写真です。たこやんさんからいただきました。衣装ケース入り?で、とても大きいのがわかります。 |
ひげの部分をズームアップしてみました。ひげは二対あります。口から伸びるひげは黒くて長く、下あごから伸びるひげは、白くて短いです。 このひげを盛んに動かしながら、獲物を探したりするんですね! |
ナマズを下からのぞいてみました。背面と違って、下面は灰白色をしており、ところどころ雲形斑紋があります。 1対の白いひげがありますが、仔魚の時には2対あり、数cmに成長すると、その1対は消滅します。 |
お腹をよく見てみると、腹筋が縦に割れてます! 夜観察すると、体をグイッとくねらせて、かなりのスピードで、水の中をすべるように泳ぐ姿を見ることが出来ます。 |
下面から見た胸ビレです。1棘12〜13軟条あります。 体がなめらかでつかみにくい魚ですが、この部分を上からつかんで捕まえます。棘部分は固いので、手を痛めることも。気をつけましょう。 |
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腹ビレは11〜12軟条あります。中央部から後方に向かって、尻ビレは長い基底を持ち、尾ひれと連続しています。 |
背ビレは、4〜6軟条あります。他の部分のヒレに対し小さく、通常は上に立っています。 背部分のワンポイントみたいで、かわいらしいです。 |
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ナマズの側線です。体側の縦に1本ある側線のほかに、縫い目模様に並ぶ側線(感覚器)があります。 |
体長18cm位のコナマズです。水槽の中を泳ぎ回っています。飼育するなら、この程度の大きさがベストではないかと思います。 |
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尾びれです。尾びれは尻ビレからつながっており、後縁の中央がくぼみ、上葉と下葉の長さがほぼ同じ大きさです。 |
ななめ横から見た、ナマズの顔です。 頭が大きいのもナマズの特徴ですね。 |
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ナマズを正面から見るとこんな感じです。顔のほとんどが口に見えます。この大きな口で、魚や甲殻類を食します。 |
ナマズを水から出してみました。 体がスベスベしているのがよくわかります。 |
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ナマズの稚魚です。この写真のように小さい頃はヒゲが三対ありますが、成長するにしたがって2対になります。 |
左より少し成長している幼魚です。 ナマズも小さな頃は、子供顔ですね。上方にいるスジシマドジョウ
の幼魚は約15mmくらいです。 |
ギギ(ハゲギギ)
Pseudobagrus(Pelteobarus)fulvidraco
ギギ科ギギ属
近畿地方以西の本州と四国(吉野川・仁淀川水系)に分布している。
川や湖沼などに生息し、主に水生昆虫や、エビ、小魚を食べる。
ナマズとよく似ていますが、各ヒレがそれぞれわかれているので、
容易に区別がつきます。
ギギ科の中でも目が大きいので、とても可愛らしい顔をしています。
体長15cmのギギです。 普段は石の陰に隠れていますが、夜になると出てきて餌を食べます。 人工餌にも慣れ、飼育が容易な魚です。 |
前から全身を見ると、こんな感じです。 ナマズに比べると、口は小さめですね。 客観的に見て、ナマズに比べると可愛いらしい顔をしていると思います。 |
正面から見ると、こんな顔をしています。 やっぱり目が大きいのがわかります。 |
体長8cmの若魚です。 なんとなく幼い顔をしています。成長期?なのか、親魚に比べて食欲旺盛です。こちらも人工餌になれています。 |
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顔をアップにしてみました。目が大きいので、可愛らしく見えるんですね〜!このギギは、オスかな?メスかな? |
ヒレの形態がわかります。第2背ビレは軌条の灰あぶらびれで、 尾びれは深く切れ込んでいます。 |
ギバチ(ギギュウ)
Pseudobagrus(Pseudobagrus)tokiensis
ギギ科ギギ属
本州(岩手・秋田県以西〜神奈川・富山県以北)と、
九州(西部・大淀川水系)にと、不連続に分布している。
水のきれいな砂礫底の河川の上流域から中流域に生息する。
主に水生昆虫や、エビ、小魚を食べる。
ギギによく似ていますが、目が小さくて体はやや細長い。
また、背ビレと胸ビレにノコギリ状の棘があり、刺されるとけっこう痛い。
水質汚染や環境の変化に弱いので、多くの分布域で数が減少しています。
体長12cmのギバチです。 水槽内では、いつも塩ビの中に隠れています。 |
ギギに比べると、目が小さめですね。 胸ビレの上に棘があるのがわかりますか? |
正面から見ると、こんな顔をしています。 以前大切なひげを負傷してしまい、右側のひげが枝分かれしてしまいました。 この現象は、枝ひげでしょうか? |
ななめ前から見た顔です。 やっぱり枝ひげが目立ちます。 この魚も人工餌に慣れてくれたので、飼育が容易です。 |
ギバチの捕食シーンです。 ピンぼけですが、ミミズをくわえています。 お腹がパンパンでフグみたい! |
同じギバチの負傷前です。 右のひげが枝になっていません。大きくなったので、現在この塩ビには入れなくなりました。 |
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