30 プロジェクト
Y VOL.8(最終回)
いよいよ、本日(3月12日)、タンクの磨き作業を行って、長かったプロジェクトYも
終了する。
前日というか当日の朝に帰宅し、仮眠をして、7時前には電車に乗り、途中で先輩
の車に拾ってもらい印南へ行く。
ほとんど寝ていないが、今日で最後と思うとあまり疲れを感じない。
まずは、サンドペ−パ−で、丹念に段差を削る。
フェンダ−の時にも感じたが、綺麗に仕上がっている物に、サンドペ−パ−をかけ
るのは勇気がいる。
続いて、コンパウンド入りの鏡面仕上げ剤で磨く。
とにかく、磨く、磨く、磨く。
機械があればすぐに終わるのにと思いつつも、これで最後と思うと、不思議なもの
で、笑顔で作業ができる。
また、タンクを装着した後は、なかなか清掃しにくいであろう箇所を、入念に掃除し
ておく。
そして、磨きの作業を終え、タンクを装着する。
電圧をチェックする限り、問題はないようであるが、放置プレイの期間が長かった
ので、念のために、作業中にバッテリ−も充電しておく。
しかし、タンクを装着し、セルを回すが、エンジンがかからない。
プラグやリレ−等をチェックするものの、問題点は発見できない。
ここで、へっぽこな私は、やはりバッテリ−ではないかと思い、ブ−スタ−ケ−ブル
を購入し、先輩の車とつなげて、エンジンをかけようとするがかからない。
どこが悪いのかわからず、途方に暮れくれていた時、何気なくマフラ−のあたりを
匂ってみると、ガソリンの匂いがしない。
そこで、ホ−ネットがインジェクション車で、電磁ポンプがついていたのを思い出す。
電磁ポンプの電源を、接続するのを忘れていた。(滝汗)
電源をとると、当たり前だが、1発で何事もなかったようにエンジンがかかる。(笑)
最後の最後に、私らしいへっぽこぶりを発揮し、混乱してしまったが、これで全ての
作業が終了した。
銀色単色から、黄色を基調に黒色と銀色のアクセントを入れた色に塗り替えたこと
で、精悍になったというか、攻撃的な印象のバイクに変わったと思う。
色艶、仕上げ具合、バランス等、全てがイメ−ジ通りに出来上がり、大満足してい
る。
プロに頼めば、もっと早くて、綺麗に仕上ると思うが、微妙な色合いやライン等は、
先輩と作業していなかったら、上手く伝えられなかっただろうし、こんな楽しい時間を
過ごすことはできなかっただろう。
一にも二にも、長い時間私に付き合ったくれ、素晴らしく勉強になる時間と、文句の
ない仕上げをしてくれた先輩に感謝致します。
また、嫌な顔ひとつせず、倉庫を貸してくれただけでなく、昼食まで食べさせて頂い
た先輩のお母様にも感謝致します。
これで、3月近く家出して不良娘が、完璧な化粧をして帰宅することができる。
改めて、先輩ありがとうございました。











追伸 娘が、塗り替えたホ−ネットを見て、かっこよくなったと言ってくれたのは、嬉
しかった。
その事を先輩に報告すると、お揃えの色に、自転車も塗ってやろうかと笑われてい
た。
今回の塗装にかかった総費用は、19468円であった。
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